施主様のお話

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施主様のお話

風景になじむ家

2015年3月24日 :施主様のお話


今回の住宅は、2013年10月の完成から約1年半が経った「ハーモニーハウス」(島根県出雲市)です。縁結びの地・出雲で完成したお住まいの今をご紹介します。

01)家づくりのきっかけ

田畑や山の多い出雲地方。この緑豊かな景色を壊すことなく子供たちに伝えたいとの想いから「風景になじむ家がつくりたい」と願っていたN.M様。
 
当時N様ご夫妻は3人のお子様と、ご主人のご実家近くのアパートにお住まいでした。ご長男であるご主人は、ご実家での同居も見据えてハウスメーカーをまわっていました。
 
そんなとき出逢ったのが、偶然見つけた1軒の家。
 
この家のたたずまいに惹かれたご夫妻は、これが自分たちの理想の家と確信されたそうです。やがてこの家の住人から内部を見せていただいたご主人は、ますます想いが強くなります。建築家が設計したことまでは聞いたものの、建築家へのアプローチ方法もわからぬまま、さらに3年が経過しました。

02)建築家との出逢いから着工まで

2012年2月、ASJ島根スタジオが開催している住宅展に足を運ばれ、参加していた7名の建築家のブースへ。地元の建築家・宇佐美先生のブースで「偶然みつけた1軒の家」の話をしたところ、当の本人がその家の設計者であることが判明!
 
この運命ともいえる偶然に、ご夫妻の驚きといったらありません。縁結びの地・出雲で、まさに“縁”あって結ばれた出逢いだったのでしょう。
 
その後は宇佐美先生を交えての土地探し。いろいろとまわってみたものの、どれもしっくり来ず、
 
ついでに・・・とご実家を立ち寄ります。その際、隣の畑をご覧になった宇佐美先生の「ここ、いいね」が、土地決定の決め手になりました。
 
「風景になじむ家であること」が大前提のご夫妻。ご主人は「秘密基地のような、わくわくする家」を、奥様は「子供たちの気配が感じられる家」をご要望。10か月のプランニングコース期間を経て2013年1月に設計契約、同年4月に着工、10月完成となりました。

03)現在のお住まいについて

「先日も家の前に車を停め、うちの家の写真を撮っている方がいました」と、笑ってお話しになる奥様。
 
宇佐美先生より、周りの景色になじむようにとの想いを込めて「ハーモニーハウス」と名付けられたこの家は、郊外の緑豊かな場所に建ちます。地上2階の木造住宅で、1階には水まわりとLDK+和室、2階には主寝室と子供室、書斎があります。
 
新築時は光っていた銅製の玄関ドアも雨風にさらされることで枯れ、現在は一層あじわいを増しています。奥様は天井を低くおさえたダイニングからの眺めがお気に入り。ご主人は、LDKの真ん中にある階段がお気に入りとのこと。
 
「毎日誰かがこの階段で頭をぶつけるんです(笑)」とは奥様。「この邪魔さがなんともいえず、不器用さ加減がちょうどいいんです」とはご主人。

時間と共にあじわいの増す「ハーモニーハウス」は、不自由さを楽しむことも含めて、調和されたお住まいでした。周りの風景だけでなく、N様ご家族もよりなじんでいくことでしょう。

お施主様プロフィール

 

お施主様プロフィール 
家族構成:夫婦+子供3人
入会日:2012/02/26
プランニングコース開始日:2012/03/17
設計契約:2013/01/23
工事契約:2013/04/08
完成:2013/10/02
完成時年齢:37歳(入会当時:36歳)
ご予算: 2500万前後(設計料込) 
 
設計:宇佐美 淳(宇佐美建築設計室)
施工:島根スタジオ(ヒロシ株式会社)

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