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施主様のお話

都市景観を借景としたペット共生住宅

2015年1月22日 :施主様のお話


今回の住宅は、2010年12月の完成から約4年が経った「本郷の家」(東京都文京区)です。都市の景観をうまく取り込み、ペット共生住宅として計画されたお住まいの今をご紹介します。

01)家づくりのきっかけ

「元々、新しい住まいを建てるつもりは全くなかった」M.K様。
 
ご長男の進学に合わせて、後楽園・本郷近辺で賃貸マンションを探していた際、たまたま販売されている土地を見られ、購入に踏み切ったそうです。どうせ建てるなら、自分の好きな住まいをつくりたいと思い、「建築家との家づくり」にチャレンジされたとのこと。

02)建築家との出逢いから着工まで

2009年2月、三鷹で開催されたASJの建築家展の広告を見られ、奥様が2日間とも通われたそうです。参加建築家11名すべての先生方と話され、最終的にテイストの合った東京都新宿区にアトリエを構える藤田先生にプランを依頼することになりました。中庭のある住宅など、複数案の中から決定したのは、「東西に大きな開口とバルコニーを持つプラン」でした。プランニングコース期間の約4ヶ月を経て、2009年7月に設計契約をおこない、同年12月に工事契約となります。
 
いよいよ着工となった際、戦時中につくられた直径約2mの防空壕があることが発覚。この防空壕の処理に2ヶ月かかったそうですが、「戦前戦後の歴史を考えさせられる瞬間でした。」とは、藤田先生。その後、着工から約1年を経て、完成にこぎつけます。

03)現在のお住まいについて

「本郷の家」は、地下1F+地上2F+屋上の鉄筋コンクリート造です。地下は倉庫、1Fは寝室、書斎、子供室、浴室などを配し、2FにLDKを配した空間設計です。近隣には住宅が立ち並び、その周辺にはビル・マンションが建っていますが、屋上にトップライトを設置したことで、1Fまで光が届きます。また、各階には植栽のあるバルコニーとテラスが設けられ、初夏には緑風が室内を通り抜け、その向こう側に都市景観が映し出されています。
 
最もくつろげる空間は、2FのLDKだそうです。「ペットたちにとっても、快適な住まいになっています。」とは、M.K様。
 
大きく変わったといえば、屋上に丸いお風呂を設置したこと。デッキを敷き詰め、目隠しの樹木をつくり、都心の風景を望みながらの入浴は格別だそうです。

今年は戦後70年。防空壕のあった敷地に建つこのお住まいには、ネコがくつろげる場所もたくさんあります。ペットと共に暮らしているM.K様宅は、過去・今・未来をつなぐ平穏な時間も共有されているお住まいでした。

お施主様プロフィール

 

家族構成:夫婦+子供+ネコ3匹+イヌ1匹
入会日:2009/02/22
プランニングコース開始日:2009/03/12
設計契約:2009/07/19
工事契約:2009/12/23
完成:2010/12/26
年齢:56歳(入会当時:50歳) 
 
設計:藤田征樹/FUJITA MASAKI(藤田征樹建築設計事務所)
施工:武蔵野スタジオ(株式会社タカキホーム)

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