施主様のお話

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施主様のお話

溝辺の家

2014年9月1日 :施主様のお話


今回は、2013年3月末の完成から約1年半が経った「溝辺の家」(鹿児島県)です。「溝辺の家」は、鹿児島空港から南西側に位置し、のどかな集落地に建ちます。夏休みということもあり、日に焼けたK.H様(ご主人)より、家づくりのきっかけ、建築家との出逢いや現在のお住まいについてお聞きしました。

01)家づくりのきっかけ

姉夫婦が新築の計画をたてていて、それに私も感化されました(ご主人)。ちょうどその頃、ASJのチラシ「未来をのぞく住宅展」を見て、イベントに行きました。インテリアの専門学校を出ていた私はものづくりが好きで、現在の仕事も精密機械を扱う職種です。また、どうせ建てるなら普通の家ではなく、「なんじゃこりゃ感のある家」をできるだけ低予算で建てたいと思っていました(苦笑)。正直、予算としては漠然と土地込み2500万ぐらいで考えていました。しかし、土地を探していくと、希望地が鹿児島空港近くの集落地とはいえ、500万以上の土地ばかりでした。ASJの会員に入れば、土地探しや資金計画の相談にも乗っていただけるという事で入会しました。

02)土地探し

約半年ほど、霧島スタジオからもいくつか土地を紹介してもらっていましたが、なかなかこれだと思う土地にめぐり合えませんでした。たまたま仕事場から自宅に帰る途中に鹿児島空港近くの売り地を見つけました。敷地面積82坪で値段も相場よりは安い土地でしたが、聞いたことがない不動産屋さんだったため、スタジオに相談して、間に入っていただきました。売り主のことも判明し、地盤もいいということでいったん手付けをうつことにしました。

03)建築家との出逢い

土地候補が決まり、ASJのイベントに参加している建築家の方々と5名ほど会って話をしました。正直、皆さん話しやすくて、非常に迷いました。スタジオやASJ本部の担当SVの方にも相談したところ、フィーリングも大事ですが、共通の趣味があるかどうかも選ぶ際のポイントですよ、とアドバイスいただきました。そこで気になった建築家のホームページ、ブログ、フェイスブックをかたっぱしから見てみました。そんな中、イベントでも話をした福岡の建築家・西村先生のフェイスブックにたどり着きました。私が好きな海外ミュージシャンの名前があり、ビックリしました。イギリスのテクノミュージシャンでマイナーだったからです(苦笑)。一発で西村先生に設計を頼むことにしました。

04)プランニングと資金計画

西村先生が提案した住宅は、延床面積25坪のコンパクトな平屋でした。比較的ゆとりのある敷地をできるだけ活用する上で、プライバシーや防犯、空港からの騒音への配慮から平屋のコートハウスにしたそうです。外観は窓が1つしかなく、希望通りの「なんじゃこりゃ感のある家」になっていました。しかし、内部に入ると全ての室が面する3つのコートから光と風と緑を感じることができ、リビングとダイニングを繋ぐメインコートはアウトドアとして一体的に機能していました。プランは申し分なく、あとは金額でした。当初、土地込み2500万スタートでしたが、資金計画をする中で2800万まで引き上げても何とか返済可能額だったため、この予算の中でやりくりしていただけるようお願いしました。

プランニングコースで提案されたもの

05)設計契約~工事契約

私の仕事の関係で県外出張が重なり、プランニングコースの期間は約5ヶ月かかりました。その間、西村先生とは、メールやweb会議などでやり取りをさせていただき、設計契約を2012年7月末に交わしました。設計契約から工事契約までは約2ヶ月で、けっこうスムーズだったと思います。当初のプランで提示された概算見積もりが資金計画内に収まっていたのが功を奏したのではないかと思っています。

06)着工~完成

2012年9月下旬、地鎮祭を終え、着工になりました。着工後も私たちの様々な要望に応えてくれました。キッチンの壁面のタイルは、妻の要望で名古屋モザイクのタイルです。私たちが選んだタイル形状がひし形でしたが、どのようにタイルを貼り付けるか、試行錯誤していただきました。また、キッチンもオーダーでしたが、大工さんとキッチンメーカーさんとのコラボでいい仕上がりになりました。仕上げ材や外壁のビスにいたるまで私の要望を聞き入れてもらい、完成時には、これで終わってしまうのか、という寂しい気持ちも芽生えつつ、想像以上の家が完成して、本当に満足しました。

写真:川越亮

07)現在のお住まいについて

外から室内をのぞくことはほぼできないこともあり、友人が遊びに来たときは、室内に入ってからの明るさにビックリしています。夏は日差しが強いですが、中庭の緑がいい具合に影をつくってくれるため、カーテンはつけていません。
 
そのため、夜になると、室内に月明かりが入ります。3つの中庭コートがリビング、浴室、寝室に隣接しているため、それぞれから眺める月も格別です。 また、 室内の空調は、当初からランニングコストがあまりかからないよう、室内と床下を循環させる全館換気システムを導入したため、非常に快適に過ごせています。 アパート暮らしのときは、アウトドアによく出かけていましたが、現在の住まいは、リビングとダイニングを繋ぐ中庭が一体的に機能しているので、家にいなが らアウトドアを楽しんでいます。正直、家を出たくないです(苦笑)。子供たちの成長も楽しみですが、この住まいと一緒に成長できることが何より幸せだと感 じています。

GALLERY

写真:川越亮

お施主様プロフィール

 

お名前:K.H様
家族構成:夫婦+子供2人
入会日:2011/02/06
プランニングコース開始日:2012/02/27
設計契約:2012/07/22
工事契約:2012/09/25
完成:2013/03/31
年齢:34歳(入会当時:30歳)
会社員
イベント来場のきっかけ:チラシ
ご予算: 2800万前後(土地込み、設計料込み)
 
設計:西村友吾(ニシムラユウゴ建築アトリエ)
施工:霧島スタジオ(末広)

建築家との家づくり、その他実例は月刊誌『A-Style』でもご覧いただけます。



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